今、安倍首相より緊急事態宣言が5月末まで延長される発表がありました(現在記者会見中です)。
私は専門家でもなく、日々の報道を見ている一国民として、発出された宣言にしっかりと従うだけです。
しかし、20年来子どもたちを見てきた教育の専門家としては、何としてでもお預かりしている子どもたちには、できる限りの知恵を絞ってサポートしなければならないと改めて実感しております。
奇しくも昨日、憲法記念日を迎え、憲法第26条の「義務教育」について改めてしみじみ考えてしまいました・・・。
国民は等しく教育を受ける権利を有し、親は子どもに普通教育を受けさせる義務がある。
学校に行きたくてもいけない子どもたち。
いつも通りに友達とも会えない、クラブ活動も出来ない、学校の授業も受けられない。
子どもたちに与えられた教育を受ける権利が機会均等でない・・・。
この時代に生きている子どもたちが平等に教育を受けられないのではないか。
色々と考えてしまいます。
正直、今この時代は、私どもの学習塾を含め、学校以外に学ぶことが出来る環境がたくさん存在し、学びに関しての選択肢が多い恵まれた時代かもしれません。
しかし、あまりにも多岐にわたりすぎて、何が自分の子供にとって有効なのかが見えづらいのも確かだと思います。
私は長年マイジャイロというこの塾で子どもたち・その保護者たちと接してきましたが、当然のことですが、学習塾というカテゴリーは『学校』というコミュニティーありきの支援でしかありません。
しかし、学校へ行けないのならば、学習面だけでなく様々な面でとにかく支えなければならないと強く感じております。
私どもは単なる個別指導塾でしかありませんが、35年にわたりこの地元で愛され続けた理由があると思っています。
みんな自分の居場所があると言ってくれました。
だからマイジャイロもここにずっとあり続けているのです。
勉強を教えるのはプロなので当たり前です。
それ以外でも何か出来ると思っています。
たいしたことは出来ないかもしれませんが、もしかしたら期待以上の事が出来るかもしれません(笑)
とにかく誰でもいつでも何なりとお話しください。
ずっとずっと、今までもこれからも。
私はいつもここにいます。
安心してください。
加藤竜哉