最近よくこのような表を目にしませんか?
子どもたちが通う学校の教科書にも載っていますし、保護者の方々の職場でも何か取り組みをなされているかもしれません。
見たことあるけどそもそもこのカラフルなやつ何なの?
とお思いの方もいらっしゃると思い今回はほんの少しですがご説明させて頂きたいと思います。
ぱっと見でオリンピックの何か?と勘違いする人もいますが関係ありませんよ笑
まず名前ですが「Sustainable Development Goals」略して
SDGsです。日本語訳は「持続可能な開発目標」となります。
う~ん、日本語でもわかりづらい笑
簡単にいうと世界全体で2016年~2030年までには達成しようと決めた目標のことです。あくまで2030年までの目標です。
上の表の通り、目標は17個あります。この17の目標は2015年の国連サミットで193の加盟国すべてが賛成し採択されました。
「誰一人取り残さない」をスローガンに掲げ(かっこいい)、世界中が協力して地球上にある貧困や飢餓、ジェンダーによる差別、気候変動など様々な問題に取り組むことを誓っています。
持続可能な開発ってなによ?と思われる方もいらっしゃると思います。私も最初この言葉を見た時に思いました笑
こちらは調べてみますと「人々の暮らしや地球環境を守りながら、現代の世代だけでなく未来の世代も安心して、豊かに暮らせるように開発を進めること」となります。「自分たちの世代だけよければいい」ではなく未来の世代まで続けていくことが可能な開発、発展を続けようということですね。スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの2019年のスピーチがまさに的を得ています。
SDGsの前身にMDGsというものがありました。これは2000年~2015年までの目標でした。主に発展途上国の抱える問題となる8つの目標に先進国が取り組むことが決められていました。SDGsはこれを更に発展させ、先進国が抱える課題にも世界で取り組もうと動いています。(ジェンダー平等や環境保護など)
MDGsでは国や非政府組織が主に活動をしておりましたがSDGsでは民間企業や市民も参加しており、MDGsより明らかに露出が多く、身近な目標となっております。
企業としても社会貢献という面でとても取り組みやすいですし、企業価値を高める為にも貢献したいと考えている企業は多いと思います。
ちなみに横浜市と川崎市はSDGs未来都市となっております。(優れた取り組みを提案する都市)
17の目標の中には我々ひとりひとりの行動で変えていける、達成できることもあるかと思います。
頭の片隅にでも次の世代の為に!という考えがあれば自ずと言動も変えていけるのかなと思います。
興味を持たれた方はぜひ色々調べてみてください!
今回のお話しが皆様の何か考えるきっかけになれば幸いです。
最後までお読み頂きどうもありがとうございました。
松田
[参考資料]外務省ホームページ