クリスマスには家族、友人や恋人とチキンとケーキを食べる。
そして、子どもたちにとってはプレゼントをもらえる超重要な日となっています。
これは私が幼い頃と全く変わりません。(ケンタッキー食べたくなりますよね)
では、いつから日本でクリスマスといったイベントが始まったのでしょうか?
少し気になったので調べてみた情報を今回はご紹介したいと思います。
(今回、本家クリスマスについては長くなりすぎてしまうので言及しません。
あくまで、日本でのクリスマスの歴史といったところにだけ焦点をあてております。)
まず、初めて日本にクリスマスが伝わったといわれておりますのが16世紀頃、イエズス会の宣教師たちが持ち込んできたと言われております。これはなんとなく予想できますよね。
そうです。みんな大好き、「フランシスコ・ザビエル」たちですね。
ちなみに、かつて通ってくれていた中学受験生が、受験本番の前日の過去問演習の際に、「フランシスコ・ザビエル」を「サンフランシスコ・ザビエル」と書いて間違えておりました。笑
サンフランシスコはアメリカの都市の名で、中学受験生が覚える事項としては「サンフランシスコ平和条約」がありますね。混同してしまったのでしょう。前日に間違いに気づけて本当によかったです!
皆さんも気をつけてください!笑
話をもどしますと、彼らイエズス会が周防の国、現在の山口県でミサを行ったことが起源だと言われているそうです。ただ、当時の日本では「キリスト教禁止令」が発っせられていたため、その後は隠れキリシタンの間でこっそりと行われる程度だったそうです。開国後もまだ今のクリスマスのようなものではありませんでしたが、「明治屋」(輸入食品を扱う企業。横浜で創業。)が銀座へ進出し、洋菓子を広める一つのきっかけとしてクリスマスを上手に利用したことから大衆に「クリスマス」が認知されるようになりました。
ですが、第二次世界大戦の影響で再び欧米文化をシャットダウンしたことから、クリスマスが姿を消してしまします。
そして、やっと宗教要素のない今のようなクリスマスが一般家庭に定着しだしたのが昭和25年頃だそうです。
西暦でいうと1950年頃ですね。戦後の復興から高度経済成長期に入る直前頃でしょうか。
現在の自衛隊の前身でもある、警察予備隊がつくられた年でもあり、調べてみるとプロ野球の日本シリーズが始まった年でもあるようです。プロ野球の歴史も本当に長いです。
約70年も前から日本人は、現代のようなクリスマスといったイベントを楽しんでいると考えると、祖父の時代のクリスマスはどうだったのだろうと聞いてみたくなりました。
みなさんもお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんに昔のクリスマスはどのように過ごしていたのか、ぜひ聞いてみてください。もしかしたら「それ、今やってもおもしろいじゃん!」なんてことがあるかもしれませんよ。
今回は少し気が早いですがクリスマスのお話でした。
青い文字で書いてある用語は中学受験生や高校受験生なら絶対に覚えていて欲しい単語です。
もし、意味が分からない場合は即調べましょう!
松田