いよいよ明日から2月、受験が本格的にスタートする月となります。
本当にあっという間ですね。
テストの選択問題に関する疑問が先日、生徒と話をしてて浮かび上がってきたので、ここで共有させていただきます。
皆さん、受験に限らず試験や小テストでも選択肢を絞りに絞って考えた結果、選んだ答えを試験終了間近に変えようか悩むことはありませんか?
私は昔から、よっぽどの根拠がない限りあとで迷って答えを変えるということはしないようにしておりましたが、実際のところどちらの方がよいのか気になったので少し調べてみました。
(もちろん、完璧に答えを自分が判別できる場合は対象外です)
やはり世界中で同じような題目の論文が出されているようです。
クイズであれば、モンティホール問題(気になった人は調べてみてください。世界中で有名な確率の話です)のように選択肢のうち1つはハズレと分かった場合、選びなおした方が確率が上がるということはございますが、テストでは当然のことながら誰かがヒントをくれるわけではないので、数学的なアプローチで考えることはできません。
早稲田大学の教授の方がX(旧Twitter)で2018年にアンケートを取ったところ、「迷ったら最初の答えのままにしておく」という回答が約4割を占めており、「どちらにせよ直感に従う」が5割となっていました。
海外のいくつかの実験による論文ではどちらかというと、迷ったら答えを変えた方が正答率は上がるといった結果が多いようです。
実際の実験から出た結果なので、「迷ったら変える」がもしかすると正解と言っていいのかもしれません。
しかし、これは完全に私の意見ですが、「変えればあってたのに」より「変えなきゃあってたのに」の方が悔しくないですか?
そもそも、「変えればあってたのに」は間違えた問題全てに言えてしまうことなので、実力不足を露呈してしまっているような気がします。
もちろん、自分がどう考えるかが大事なので自分が思うようにすればよいのですが、自分がやってきたことを信じて、その自分が出した答えを信じて、受験生にはこれからの受験シーズンを闘い抜いてもらいたいと思います。
後悔のないように最後までやりきってください!
かなり無理やりな締めとなり申し訳ございません笑
松田