教科書の効果的な利用法:能動的勉強法に基づく集中力の向上

「教わる勉強」と「学ぶ勉強」の意識の違い

先生に教わる勉強法を受動的勉強法、自分で学ぶ勉強法を能動的勉強法と定義します。

 

先生に教わる受動的勉強の場合、特別意識を集中させなくても聞いていれば良いので気軽に勉強できます。

面白いところや良く分かるところは興味をもって聞きます。難しい所は理解しないまま聞き流します。

 

しかし自分で本を読む能動的勉強法の時は意識を集中させて文字を追う作業を全ての場面でしなければ読めないものです。難しいところにきたら本を読むこと自体を辞めてしまいます。

 

ここに二つの論点があります。

この意識を集中すると言う事が勉強にとって非常に大切なものとなります。

1:意識を集中しなくて良い受動的勉強法は易しいところや興味あるところでは一生懸命聞きますが、難しい所では聞き流しをするので、分からないと言う事が起こってきます。そのため分からないと言う印象が残ります。

2:意識を集中しなくてはならない能動的勉強法は、易しいところや興味のあるところでは順調に読んでいきます。そして難しい所では更に意識の集中させて理解しようとします。また読み返しもします。

ですが自分で理解できない程難しい所が出てくると、辛くなり読む事自体を辞めてしまいます。その結果教科書は難しいと言う印象が残ります。

 

教科書の大切さ

学校で使われている数学教科書の筆者に選ばれる人はその分野での専門家の中でも選ばれた人です。

その人が教えるべき事を整理し、順序立てて、細部まで気を使って教科書を作ります。

そのため教科書ほど良いものはありません。教科書はバイブルです。

 

学校の先生はその教科書の大切と思われる事を重点に生徒に説明します。

そのため先生によっては説明が偏ったり、十分な説明が出来なかったり、大事なところが抜けたりします。

それ故先生の講義を聴くより教科書を読んだ方が良く理解できるのです。

 

教科書を読む事の困難さ

しかし教科書に限らず本というものは、易しい小説の場合はスラスラ読めますが、教科書の様なものは簡単には読めません。その原因は教科書には易しいところと難しいところが混在するためです。

 

難しい所にくると脳は辛くなり、眠くなったり、急に疲れが出たり、他の事を考えたりします。さらに頑張って読もうとすると思考停止になります。またその時勉強を強要されると勉強する事自体が嫌いになります。

 

脳における情報処理

この事は脳の機能と関係しています。

脳は人体の中で情報処理を担当しています。情報が順調に処理されている間は脳は快を感じますが、情報処理がうまく行かないと不快感を感じます。

このときの不快感の原因は脳内ホルモンのコルチゾールが分泌され急に疲れがでたり倦怠感を感じたり、嫌な気分になるためです。

この事が本を読む上で決定的な障害となり、教科書を読む事自体を辞めてしまったり教科書を読む事や勉強する事自体が嫌いになってしまうのです。

 

教科書を読み続けるには

こういう事があって教科書はなかなかスラスラとは読めないものです。

それでマイジャイロでは塾で教科書を読ませる事をしました。そして難しい所がでてきたらその場で教える事をしました。

難しいところを教えてしまう事で山を乗り越えます。そうするとまた次の山がくるまで読めてしまいます。この様にして易しい小説を読むように教科書の1つの章を読み切ってしまうのです。

 

教科書を理解したときの効果

教科書をこの方法で読んだ子供達は教科書を良く理解しているため効果は抜群です。

 

平均以下の子供が突然トップクラスに上がってしまいます。また学年ビリの高校2年生が慶応大学に入ったという例もあります。

 

まとめ

 

1:意識の集中こそ教科書理解の源泉

2:教科書はバイブル、教科書ほど良く書かれている書物はない 

3:教科書が読めなくなる原因はコルチゾール

 

この事により大幅に成績を上げる事ができる。

 

 

能動的勉強法と受動的勉強法の比較:集中力と教科書利用の重要性

「教わる勉強」と「学ぶ勉強」の意識の違い

序論(背景と目的)

この研究では、「教わる勉強法(受動的勉強法)」と「学ぶ勉強法(能動的勉強法)」の違いに焦点を当て、集中力が学習に与える影響を考察します。特に、教科書を効果的に利用する方法について述べます。

受動的勉強法と能動的勉強法

先生に教わる受動的勉強法は、特別な集中力を必要とせず、興味のある部分や易しい部分に対してのみ興味を持ちます。一方、難しい部分は理解しないまま聞き流します。

しかし、自分で本を読む能動的勉強法では、常に意識を集中させて文字を追わなければなりません。特に難しい部分に直面すると、読むこと自体を辞めてしまうことがあります。

集中力の重要性

受動的勉強法では、集中力が欠如するため、難しい部分を聞き流してしまい、理解が不十分になります。その結果、学習内容に「分からない」という印象が残ります。

一方、能動的勉強法では、易しい部分は順調に読み進め、難しい部分ではさらに集中して理解しようとします。しかし、自分で理解できないほど難しい部分に直面すると、読むこと自体を辞めてしまい、教科書が難しいという印象が残ります。

教科書の重要性

学校で使用される数学教科書の筆者は、その分野での専門家であり、教えるべき内容を整理し、順序立てて細部まで気を配って作成しています。したがって、教科書は非常に優れた教材であり、教科書ほど良く書かれている書物はありません。教科書はバイブルです。

学校の先生は、教科書の重要な部分を重点的に生徒に説明しますが、説明が偏ったり、不十分であったりすることがあります。そのため、先生の講義を聞くよりも教科書を読む方が理解しやすい場合があります。

教科書を読む困難さ

教科書には易しい部分と難しい部分が混在しているため、簡単には読めません。難しい部分に直面すると、脳は辛くなり、眠くなったり、急に疲れが出たり、他のことを考えたりします。さらに、勉強を強要されると、勉強自体が嫌いになることもあります。

脳の情報処理とコルチゾール

脳は人体の情報処理を担当しており、情報が順調に処理されている間は快を感じますが、情報処理がうまくいかないと不快感を感じます。この不快感の原因は、脳内ホルモンであるコルチゾールの分泌によるもので、急に疲れや倦怠感、嫌な気分を引き起こします。これが教科書を読む上での障害となり、教科書を読むこと自体が嫌いになる原因となります。

教科書を読み続ける方法

教科書をスムーズに読むためには、難しい部分に直面した際に適切なサポートが必要です。マイジャイロでは、塾で教科書を読ませ、難しい部分が出てきたらその場で教えることで、山を乗り越えさせる方法を採用しました。これにより、次の難しい部分が出てくるまで読み進めることができ、最終的には1つの章を読み切ることができます。

教科書を理解した時の効果

この方法で教科書を読んだ子供たちは、教科書をよく理解しているため、学力が大幅に向上します。平均以下の子供が突然トップクラスに上がったり、学年ビリの高校2年生が慶応大学に入学する例もあります。

まとめ

  1. 意識の集中こそ教科書理解の源泉
  2. 教科書はバイブル、教科書ほど良く書かれている書物はない
  3. 教科書が読めなくなる原因はコルチゾール

これにより、大幅に成績を上げることができます。


この構成では、論文の論点が明確になり、読者に理解しやすい形となっています。また、脳の情報処理やコルチゾールに関する部分を中心に据えることで、学習の科学的背景が強調されています。

4o

セカンドステージ

コルチゾールの恐ろしさを体感する

教科書が読める様になった子が次に目指すべき事があります。

勉強で嫌になる原因物質のコルチゾールを制御する方法です。

 

そのためにはコルチゾールがどの程度不快を起こすのか感じ取らねばなりません。

それには嫌な事があった時、必ずコルチゾールがでているものです。

特にひどくガックリした時、脳以外の体に意識を集中してみてください。人はコルチゾールがでることになった原因に意識がいきがちです。その原因とは別にコルチゾールがでて体が異様に疲れていることに気づくと思います。

 

自分の意識を内部に向けて、嫌になる直接的原因とは別にコルチゾールによって苦しくなっている自分を感じなくてはなりません。

そうするとコルチゾールの効果を感じることが出来ます。

 

私の場合コルチゾールの嫌な気分が48時間持続しました。

その後すっきりとした感覚が戻ってきたのです。

コルチゾールがでている間は何も建設的な事は出来ません。

 

コルチゾールの恐ろしさを体感し、それをコルチゾールは避けなける様にしなければなりません。

 

コルチゾールに慣れる

勉強においては分からない所を無理に進める事がコルチゾールを出してしまう原因です。

コルチゾールは悪い事だらけですので基本的に避けなければなりません。

 

勉強の場合コルチゾールがでそうになったら教えてしまうという方法をとります。

そうするとコルチゾールがでること無しで勉強ができますので勉強が好きになります。

 

勉強が好きになると分からない所が出てきても耐性ができ頑張るようになります。

そうなったら次の段階に入ります。

 

ドーパミンの放出

さらにレベルアップをすると分からない所が出てきてもそれを解決しなければいけない課題ととらえれる様になります。分からない所を解く自信がついてきます。解いてやるぞという感覚になります。

分からない問題に対するコルチゾールは一切でません。それどころかドーパミンが出始めます。分からない問題を解決するためにあらゆる事を考え解決に向かって努力します。

ドーパミンが出始めると勉強が好きで好きでたまらなくなります。

 

 分からない所が出てくるとそれを課題ととらえ、調べたり、教科書を読み返したり、考えたりします。そして分からない場合は先生に聞きます。今の時代はネットが発達しているためほとんどの問題がネットで解決します。

 

更にその問題が難しければ問題が解決した時の素晴らしい感覚を味わえます。一気に霧が晴れたような気分です。

 

まとめ

1:コルチゾールを知ることは人生を知ること

2:分からない部分を課題ととらえる

3:ドーパミンの放出

 

 

コルチゾールの恐ろしさを体感する

序論(背景と目的)

教科書を読むことに対する不快感や勉強嫌いの原因として、脳内ホルモンであるコルチゾールが大きな役割を果たしていることが分かっています。本稿では、コルチゾールが学習に与える影響を考察し、その制御方法について述べます。

コルチゾールの影響

コルチゾールは、ストレスホルモンとして知られ、脳がストレスを感じると分泌されます。特に難しい学習内容に直面したときや理解が追いつかないときにコルチゾールが分泌され、これが学習意欲の低下や集中力の欠如を引き起こします。

コルチゾールの体感方法

コルチゾールの不快感を実感するためには、まず自身の体調や感覚に注意を向けることが必要です。嫌な出来事があったときやストレスを感じたときに、脳以外の体に意識を集中させると、コルチゾールが原因で異様な疲労感や倦怠感を感じることができます。

特に大きな失望や挫折を経験したときには、コルチゾールが多量に分泌され、体全体に重い疲労感を引き起こします。この感覚を意識することで、コルチゾールの影響をより具体的に体感することができます。

コルチゾールの持続と影響

私の場合、コルチゾールの影響による不快感は48時間持続しました。この間、建設的な活動はほとんどできず、不快感が続きました。その後、コルチゾールの影響が薄れ、すっきりとした感覚が戻りました。

この経験から、コルチゾールの影響が学習意欲や集中力にどれほど大きな影響を与えるかを実感しました。

コルチゾールに慣れる方法

勉強において、分からない部分に直面したときに無理に進めることは、コルチゾールの分泌を促進します。コルチゾールが分泌されると、学習自体が嫌いになる原因となります。したがって、コルチゾールの分泌を避けるためには、難しい部分を無理に進めるのではなく、適切なサポートを受けることが重要です。

コルチゾールを避けるための学習法

勉強においてコルチゾールの分泌を避けるためには、難しい部分に直面した際にその場で教える方法が効果的です。これにより、コルチゾールが分泌されることなく学習を続けることができ、学習に対するポジティブな感情を維持することができます。

ドーパミンの放出

学習が好きになると、分からない部分が出てきても耐性ができ、積極的に問題を解決しようとする姿勢が生まれます。次の段階では、分からない部分を課題として捉え、解決するために努力します。解決する自信がつくと、ドーパミンが分泌され、学習が楽しくなります。

ドーパミンは、快感や満足感を引き起こすホルモンであり、分からない問題を解決するために努力する過程で分泌されます。これにより、学習に対するモチベーションがさらに高まり、難しい問題にも積極的に取り組むようになります。

ドーパミンがもたらす効果

ドーパミンが分泌されると、学習が楽しくなり、分からない問題を解決するための意欲が高まります。ネットや教科書を駆使して問題を解決し、達成感を味わうことで、学習に対するポジティブな感情がさらに強化されます。

まとめ

  1. コルチゾールを知ることは人生を知ること
    コルチゾールの影響を理解し、その制御方法を学ぶことは、学習に限らず人生全般において有益です。

  2. 分からない部分を課題と捉える
    分からない部分に直面したときに、それを課題として捉え、積極的に解決しようとする姿勢が重要です。

  3. ドーパミンの放出
    分からない問題を解決する過程でドーパミンが分泌され、学習に対するモチベーションが高まり、学習が楽しくなります。


本稿では、コルチゾールとドーパミンの影響を通じて、学習におけるモチベーション維持と効果的な学習方法について考察しました。これにより、学習意欲の向上と成績の大幅な向上が期待できます。

サードステージ

ドーパミンは勉強を趣味にする

分かって勉強する限り、勉強ほど楽しいものはありません。

 

意識を集中させて、意味を理解していく。そしてなるほどそうだったのかと言う納得や発見、この楽しさに取り憑かれたら生涯の最高の趣味になります。

この時ドーパミンがでます。その証拠に姿勢が変わります。背筋がピンと立つのです。頭がクリアーになり、そのことに集中できます。

 

マイジャイロの塾長もこの楽しさに取り憑かれ、工学博士まで取りました。また多くの研究者や学者が生き生きとその楽しさを語っている姿を見た事があるでしょう。

 

この方法はステージを一歩一歩登ることにより普通の人が努力により天才に変わっていく道筋を示したものです。

 

 

天才を作る

 

天才といっても人間です。天才と普通の人はどこが違うのでしょうか?

勉強においてはその差は読解力にあります。そして読解力の差を埋める方法を開発しました。

 

もともと勉強というものは先人が残した智の遺産を学ぶ事です。そのためにはそれを理解する事と記憶する事しかありません。理解する方法で天才と普通の人の違いを解説します。

 

1: まず一番先に言わなければならないのは能動的勉強で無ければならないという事です。人は能動的になった時本当の力を発揮します。現在主流になっている先生から教えてもらう受動的勉強法ではこれを実現できません。自ら理解して教材を読みこなさなければなりません。

 

2: 一般的に本を読んでいって難しい所に来たとき脳は思考停止になってしまうという問題点です。天才は優れた読解力でそこを乗り越えていきます。または調べたり考えたりして乗り越えます。しかし普通の人はそこで挫折してしまうどころか本を読む事自体を辞めてしまいます。一人で読んでいくときの限界です。

 

私の作った方法は塾で先生の目の前で教科書を読ませる事により能動的勉強をさせます。そして難しい所にきたら先生が教える事で難しい所で思考停止になることなく教科書が読みこなせる様になりました。

 

3: さらにこの方法で勉強をさせて1から2年たつと、本を読む事に慣れ分からない所が出てきてもすぐには思考停止にならなくなることです。すなわち粘るようになります。

この段階で難しい所を自己解決できる方法を教えます。すなわち難しい所を調べたり、考えたりするように指導します。

私も学者をやっていた経験から難しい所は調べて考えることにより他に解決法が無いのです。

そうすることによって普通の人が天才と同じまで学問を習得できるようになりました。

 

以上が普通の人を天才と言われる人のレベルに引き上げる方法です。

この方法を普通に子供たちに教えたところ急激に成績が伸びる子が続出しています。