【保護者向け】高校受験サポートで気をつけたい3つのポイント

ブログ

お子さまの高校受験が近づくにつれ、「何からサポートすればいいのか分からない」と不安に感じる保護者の方は少なくありません。
特に中学3年生の1年間は、成績や進路のことなど、親子で話し合う機会が増えるタイミングでもあります。

今回は、個別指導塾としての視点から、保護者が高校受験をサポートする際に気をつけたい3つのポイントをお伝えします。

1. 「進路選び」は本人の意思を尊重する

受験校の決定は、ご家庭にとっても大きなテーマの一つです。
ただし、「できれば〇〇高校に行ってほしい」「将来のためにこの道を選んだ方がいい」といった大人側の希望が先行しすぎると、本人のやる気が削がれてしまうことも。

大切なのは、まずお子さま自身が「どこに行きたいか」「何をやりたいか」を考える時間を持つこと。
保護者は、その思いを受け止めたうえで、「情報提供」や「判断材料の整理」に回ると、親子で前向きに進路選びができます。

2. 内申点や成績は「今後の可能性」として捉える

通知表や模試の成績が出るたびに、一喜一憂してしまうのは自然なことです。
ただ、成績の数字はあくまで「今の学力の目安」にすぎません。

現在の成績に不安がある場合でも、学習習慣や取り組み方を見直すことで十分に挽回が可能です。
個別指導塾では、一人ひとりの状況に合わせて「今、何を優先すべきか」を明確にし、合格までの計画を立てていきます。

3. 「頑張れ」より「見守る」言葉を

受験期は、子どもも不安やプレッシャーを感じやすくなります。
そんな中で、「もっとやらないと!」「このままで大丈夫?」という言葉が続くと、かえって気持ちが追いつかなくなるケースもあります。

「勉強、がんばってるね」
「疲れてない?」「何か手伝えることある?」
といった安心感を与える声かけが、心の安定につながりやすいです。

また、塾での様子を聞いたり、面談に参加していただくことで、より効果的なご家庭でのサポートにもつながります。

高校受験は、親子ともに大きな節目となる経験です。
大切なのは「受験を成功させること」だけではなく、その過程でお子さまが自信を持ち、前向きに進路を考えられるようになること。

塾は、学習面だけでなく、保護者との連携も重視してサポートしています。
「何をしてあげればいいか分からない」と感じたときは、ぜひお気軽にご相談ください。

松田