夏は“自信をつける”ための時間|受験生に伝えたい3つの考え方

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受験生にとって、夏休みは「学力を伸ばす」だけでなく、「自信を育てる」ための非常に重要な期間です。
多くの中学・高校・大学受験生が、毎年この時期に一気に学力を伸ばす一方で、プレッシャーや不安からモチベーションが下がってしまうケースも少なくありません。

今回は、そんな受験生に伝えたい「夏の学習に向けた3つの考え方」をご紹介します。

1. 「すべてを完璧にやろうとしない」

夏休みは勉強時間を多く確保できる時期ですが、
「あれもやらなきゃ」「全部終わらせなきゃ」と、欲張りすぎてしまうと逆にパンクしてしまいます。

まずは、1日の中で“確実にやりきれること”を1つ決めること。
少しずつ成功体験を積み重ねることで、自信につながります。

2. 「他人と比べすぎない」

模試の成績や周囲の進捗状況が気になるのは自然なことです。
しかし、他人と自分の進度や点数を比較しても、得られるのは焦りばかりになりがちです。

昨日の自分と比べてどうか?
少しでもできるようになったことがあれば、それは前進です。
「自分のペースで成長している」という実感を大切にしましょう。

3. 「できるようになったことに目を向ける」

人は「できなかったこと」に目が行きがちですが、
夏の学習で大切なのは“できるようになった変化”を見逃さないことです。

  • 苦手だった単元の問題が1人で解けた
  • 暗記に苦戦していた語句を覚えられた
  • 解答スピードが少し上がった

こうした小さな変化に気づくことで、自己肯定感が高まり、学習意欲も上がります。

まとめ:夏は「自信を育てる」絶好のチャンス

夏休みは、まとまった学習時間が取れる分、伸びやすい反面、
気持ちが折れてしまうとリカバリーに時間がかかることもあります。

だからこそ、“自分はやればできる”という感覚を育てることがとても大切です。

苦手科目への取り組みや、スケジュール管理など、課題は人それぞれですが、
この夏を「自信の土台」を築く時間ととらえ、丁寧に積み上げていきましょう。

必要に応じて、学習スケジュールの見直しや学習相談も承っております。
お気軽にご相談ください。

松田