朝の空気は、いつもどこか清らかで、静かです。
私はここ1年ほど、毎朝6時に起きて散歩をすることを日課にしています。
最初のうちは「健康のために」と始めたものでしたが、
思いがけず、仕事にも生活にもよい影響が出てきたことに気づきました。
「考えが整う」時間を持てる
散歩の最中、私はスマートフォンも音楽も持たず、
ただ自分の足音と風の音に耳を傾けながら歩いています。
頭の中が自然と整理されていくのを感じるのは、
朝の静けさが心と体のリズムを“まっさらに戻してくれる”からかもしれません。
今日一日どのように動くか。
昨日の悩みは本当に悩むほどのことだったのか。
そういったことを、無理なく振り返ることができます。
散歩後の集中力が変わる
20分ほど歩いて帰宅すると、頭はすっきりと冴え、
デスクに向かっての作業やメールの返信が驚くほどスムーズに進みます。
これは個人的な体感ではありますが、
朝の散歩には集中力のスイッチを“穏やかに入れる力”があるのだと思います。
「始める」ハードルが下がる
1日を何となく始めるのではなく、
“自分でスタートを切る”という行為があるだけで、
その日が少し引き締まったものになる気がします。
特別な準備も時間も必要ありません。
ただ少し早起きして、10分だけでも歩いてみる。
それだけで、自分の中の何かが前向きに動き出すことがあります。
続けるために必要なことは「完璧を目指さないこと」
もちろん、雨の日や体調がすぐれない日もあります。
寒い冬は、布団から出るのに勇気がいります笑
でも、「毎日でなくてもいい」と決めてから、
かえって長く続くようになりました。
最後に
もし、最近生活のリズムが整わない、
集中力が途切れがち、
なんとなくモヤモヤする——
そんな気持ちを抱えている方がいらっしゃったら、
朝の静かな道を、少し歩いてみることをおすすめします。
始まりを、少しだけていねいにする。
それだけで、1日が変わるかもしれません。
松田