第1章 なぜ成績は上がるのか/1 成績が上がる子に共通すること

成績の上がる仕組み

成績が上がる子に共通すること

成績が上がる子には、共通する特徴があります。

それは、もともと頭がよいということではありません。
特別に才能があるということでもありません。

成績が上がる子は、勉強に向かう姿勢、理解の仕方、そして勉強の進め方が少しずつ整っているのです。

多くの保護者の方は、成績が上がらない原因を「勉強時間が足りないから」「やる気がないから」「集中力がないから」と考えがちです。もちろん、勉強時間ややる気も大切です。

しかし、もっと大切なのは、子どもがどのような状態で勉強しているかです。

机に向かっていても、ただ問題をこなしているだけでは成績は上がりません。
授業を聞いていても、わかった気になっているだけでは、テストで使える力にはなりません。
長時間勉強していても、理解できないまま続けていれば、勉強は苦しくなり、やる気を失ってしまいます。

成績が上がる子は、まず勉強に集中できる状態に入ります。
次に、内容をきちんと理解します。
そして、理解したことを繰り返し、自分の力に変えていきます。

つまり、成績が上がる子は、

集中する
理解する
繰り返して定着させる
自分で進める

この流れを持っています。

マイジャイロでは、この流れを大切にしています。

最初から先生が全部説明するのではなく、まず子ども自身が教科書を読み、自分で意味を考えます。
そして、どうしてもわからないところを先生が助けます。

なぜなら、成績を本当に伸ばすのは、先生が話した時間ではなく、子どもの頭が動いた時間だからです。

先生の説明を聞くことは大切です。
しかし、それだけではまだ先生の理解を受け取っている状態です。

本当に力がつくのは、子ども自身が、

「これはどういう意味だろう」
「なぜこうなるのだろう」
「前に習ったこととどうつながるのだろう」

と考え、自分の頭で理解を作ったときです。

このとき、勉強は受け身ではなくなります。
「教えてもらう勉強」から、「自分でわかる勉強」へ変わっていきます。

成績が上がる子は、ただ先生の説明を聞いている子ではありません。
自分で読み、自分で考え、自分で理解しようとする子です。

そして、理解できるようになると、勉強は少しずつ変わります。

わからない不安が減ります。
問題に向かう気持ちが出てきます。
「できそうだ」という感覚が生まれます。
勉強に集中しやすくなります。

反対に、理解できないまま勉強を続けると、子どもはやる気を失っていきます。
何をやっているのかわからない。
どこが大事なのかわからない。
なぜ間違えたのかわからない。
この状態が続くと、勉強は苦行になってしまいます。

だからこそ、成績を上げるために最も大切なのは、ただ勉強量を増やすことではありません。

わかる勉強に変えることです。

わかるから、集中できます。
わかるから、続けられます。
わかるから、自分で進めるようになります。

成績が上がる子に共通しているのは、この「わかる勉強」の流れに入っていることです。

マイジャイロが目指しているのは、子どもが先生に依存する勉強ではありません。

自分で読み、
自分で考え、
自分で理解し、
自分で進める。

この力を育てることです。

成績が上がる子は、最初から特別な子ではありません。
勉強のやり方が変わった子です。

そして、勉強のやり方が変われば、子どもの成績も、勉強への気持ちも変わっていきます。