第4章 マイジャイロの指導法*******(5)偏差値50の子を65にするために必要なこと

成績の上がる仕組み

偏差値50の子を65にするために必要なのは、勉強時間を増やすことだけではありません。
勉強方法を変えることです。

偏差値50の子を65にするためには、何が必要なのでしょうか。

もっと長く勉強することでしょうか。
もっとたくさん問題を解くことでしょうか。
もっとわかりやすい授業を受けることでしょうか。

もちろん、勉強時間も大切です。
問題演習も必要です。
先生の説明が必要な場面もあります。

しかし、それだけでは十分ではありません。

偏差値50の子を65にするために本当に必要なのは、勉強方法を変えることです。

偏差値50前後の子は、まったく勉強ができない子ではありません。

学校の授業は聞いている。
宿題もやっている。
塾にも通っている。
テスト前には勉強もしている。

それでも、思うように成績が上がらないことがあります。

なぜでしょうか。

それは、勉強時間の問題だけではなく、勉強の中身に原因があることが多いからです。

授業を聞いてわかった気になる。
問題を解いて丸つけをして終わる。
間違えた理由を確認しない。
教科書に戻って理解し直さない。
わからないところをそのままにする。
同じような問題を何となく繰り返す。

このような勉強では、時間を使っていても、理解は深まりません。

偏差値50から65へ伸ばすためには、「勉強しているつもり」から抜け出す必要があります。

大切なのは、子どもの頭が本当に動いているかどうかです。

教科書を読んで意味を考えているか。
問題文を正確に読めているか。
なぜその解き方になるのかを理解しているか。
間違えた理由を見つけているか。
もう一度自分で解き直しているか。
理解したことを繰り返して定着させているか。

ここが変わらなければ、成績は大きく伸びにくいのです。

偏差値50の子に必要なのは、まず「集中」です。

集中とは、ただ静かに座っていることではありません。
長時間机に向かっていることでもありません。

本当の集中とは、子どもの頭が勉強の中に入っている状態です。

教科書を読みながら意味を考える。
例題を見ながら、なぜそうなるのかを考える。
問題を読み、何を問われているのかを考える。
間違えたところを見直し、どこでつまずいたのかを探す。

このように、頭が動いている時間を増やすことが、成績を上げる第一歩です。

次に必要なのは、「完全理解」です。

偏差値50前後の子は、なんとなくわかった状態で進んでしまうことがあります。

先生の説明を聞いたときはわかった。
答えを見ればわかる。
同じ問題なら解ける。
でも、少し形が変わると解けない。

これは、理解がまだ浅い状態です。

偏差値65を目指すには、なんとなくの理解では足りません。

なぜそうなるのかがわかる。
自分の言葉で説明できる。
例題と問題のつながりがわかる。
間違えた理由がわかる。
少し形が変わっても考えられる。

この状態まで理解を深める必要があります。

これが、マイジャイロの考える完全理解です。

そして、最後に必要なのが「自走」です。

偏差値を上げるためには、先生がいる時間だけ頑張っても足りません。

学校や塾で教えてもらっている時間は、勉強時間の一部です。
本当に差がつくのは、先生がいない時間です。

家で教科書を開いたとき。
テスト前に一人で復習するとき。
間違えた問題を見直すとき。
次の単元を自分で進めるとき。

この時間に、自分で勉強を進められる子は強くなります。

自分で教科書を読める。
自分で意味を考えられる。
自分でわからないところを見つけられる。
必要なところを先生に質問できる。
先生の助けを受けたあと、もう一度自分で解き直せる。
理解したことを繰り返して定着できる。

この力が、自走です。

偏差値50の子を65にするためには、この流れが必要です。

集中する。
完全に理解する。
自分で進められるようになる。

マイジャイロでは、この「集中→完全理解→自走」を大切にしています。

ただ先生が説明するだけではありません。
ただ問題をたくさん解かせるだけでもありません。
ただ長時間机に座らせるだけでもありません。

子どもが自分で教科書を読みます。
自分で意味を考えます。
自分で問題に向かいます。
わからないところを先生が助けます。
そして、もう一度自分で考え直します。

この繰り返しによって、子どもの勉強は少しずつ変わっていきます。

最初は、教えてもらわないと進めなかった子が、少しずつ自分で読めるようになります。
すぐに「わかりません」と言っていた子が、まず自分で考えるようになります。
間違えたまま終わっていた子が、どこで間違えたのかを見直すようになります。
先生の説明を聞くだけだった子が、自分の頭で理解しようとするようになります。

この変化が、成績の伸びにつながります。

偏差値50から65へ伸びる子は、特別な才能だけで伸びるのではありません。

勉強の仕方が変わった子です。

聞くだけの勉強から、読む勉強へ。
教えてもらう勉強から、自分で理解する勉強へ。
問題をこなす勉強から、間違いを直して深める勉強へ。
やらされる勉強から、自分で進める勉強へ。

この変化が起きたとき、成績は変わり始めます。

もちろん、偏差値65は簡単な目標ではありません。

努力も必要です。
反復も必要です。
基礎のやり直しも必要です。
苦手なところに向き合う時間も必要です。

しかし、ただ根性で勉強時間を増やすだけでは、途中で苦しくなります。

大切なのは、正しい勉強の流れに入ることです。

わかるから集中できる。
集中するから理解が深まる。
理解が深まるから問題が解ける。
問題が解けるから自信がつく。
自信がつくから、さらに自分で進められる。

この流れができると、子どもの勉強は変わります。

マイジャイロが目指しているのは、この変化です。

偏差値50の子を65にするために必要なのは、特別な魔法ではありません。

子どもの頭が本当に動く勉強に変えることです。

教科書を読み、
自分で考え、
完全に理解し、
繰り返して定着させ、
自分で進められるようにする。

この積み重ねが、成績を変えていきます。

偏差値50から65へ。

そのために必要なのは、勉強量を増やすことだけではありません。

勉強方法を変えることです。

マイジャイロは、子どもが自分で学べるようになるために、集中→完全理解→自走の流れを大切にしています。