やる気は、気合いだけで生まれるものではありません。
小さな「できた」の積み重ねが、次のやる気を作ります。
子どものやる気は、どこから生まれるのでしょうか。
「やる気を出しなさい」と言われたから出るのでしょうか。
「もっと頑張りなさい」と言われたから続くのでしょうか。
もちろん、励ましの言葉は大切です。
しかし、勉強における本当のやる気は、言葉だけで生まれるものではありません。
子どものやる気を作る大きな力は、小さな「できた」という経験です。
問題が一問解けた。
教科書の説明が少しわかった。
昨日より計算が早くなった。
前に間違えた問題が、今日はできた。
先生に教わらなくても、自分で答えまでたどり着けた。
このような小さな「できた」が、子どもの気持ちを前に進めます。
大人から見ると、それは小さなことに見えるかもしれません。
しかし、子どもにとっては大きな変化です。
「自分にもできるかもしれない」
「もう少しやってみよう」
「次もできるかもしれない」
この感覚が生まれると、勉強への向かい方が変わります。
反対に、できない経験ばかりが続くと、子どもはやる気を失っていきます。
教科書を読んでもわからない。
問題を解いても間違える。
先生の説明を聞いたときはわかった気がするのに、一人では解けない。
テストになるとできない。
このような経験が続くと、子どもはだんだん勉強から気持ちが離れていきます。
「どうせできない」
「やっても無理だ」
「勉強は苦しい」
そう感じるようになると、勉強に向かうこと自体が重くなります。
だから、勉強で大切なのは、いきなり大きな成功を求めることではありません。
まず、小さな「できた」を積み重ねることです。
小さな成功があると、子どもは次の勉強に向かいやすくなります。
一問できたから、もう一問やってみよう。
ここがわかったから、次の説明も読んでみよう。
昨日よりできたから、もう少し続けてみよう。
このように、やる気は小さな成功のあとに生まれてくることがあります。
つまり、やる気があるから勉強するだけではありません。
勉強して少しできる。
少しできるから、やる気が出る。
やる気が出るから、もう少し続ける。
続けるから、さらにできるようになる。
この流れができたとき、勉強は前に進み始めます。
マイジャイロでは、この小さな「できた」を大切にしています。
ただ問題を大量に解かせるのではありません。
ただ長時間机に向かわせるのでもありません。
まず子どもが教科書を読みます。
自分で意味を考えます。
どこがわかり、どこがわからないのかを見つけます。
どうしてもわからないところを先生が助けます。
そして、もう一度自分で考えます。
この中で、子どもが「わかった」「できた」と感じる瞬間を作っていきます。
最初から難しい問題ばかりを与えても、子どもは苦しくなります。
反対に、簡単すぎる問題ばかりでも、成長にはつながりません。
大切なのは、少し考えればできるところから始めることです。
少し背伸びをすれば届く。
少し考えればわかる。
少し助けがあれば自分で進める。
このような課題に向かうと、子どもの頭は動きます。
そして、自分で考えて「できた」と感じたとき、その経験は子どもの中に残ります。
先生が全部説明してしまえば、その場では早く進むかもしれません。
しかし、子ども自身の「できた」という感覚は弱くなることがあります。
本当に大切なのは、先生が解いてあげることではありません。
子どもが自分で考え、自分で理解し、自分でできたと感じることです。
この経験が、次のやる気を作ります。
たとえば、数学の計算でも同じです。
最初は手順を確認しながら解いていた子が、少しずつ自分でできるようになる。
前は間違えていた計算が、今日は正しくできる。
途中式の意味がわかり、答えまでたどり着ける。
このとき、子どもは単に計算をしているだけではありません。
「自分にもできる」という感覚を得ています。
英語でも、教科書の文を自分で読めるようになると、子どもの気持ちは変わります。
前は先生に訳してもらわなければわからなかった英文が、自分で意味を取れるようになる。
単語と文法がつながり、文全体の意味が見えてくる。
このとき、英語は少しずつ「わからないもの」から「読めるもの」に変わります。
理科や社会でも、用語の意味や原因と結果のつながりが見えてくると、暗記だけの勉強ではなくなります。
理解できる。
つながりが見える。
説明できる。
問題に答えられる。
この小さな「できた」が、勉強への気持ちを変えていきます。
やる気は、突然大きく生まれるものではありません。
小さな「わかった」
小さな「できた」
小さな「進んだ」
この積み重ねの中で育っていきます。
だから、勉強で大切なのは、子どもにいきなり大きな結果を求めることではありません。
まず、今日一つわかること。
今日一問できること。
今日少し前に進むこと。
この小さな前進を作ることです。
小さな「できた」が積み重なると、子どもは自分で勉強に向かいやすくなります。
「できるかもしれない」と思えるから、手が動きます。
手が動くから、集中に入りやすくなります。
集中するから、さらに理解が深まります。
理解が深まるから、また「できた」が増えます。
この流れができると、勉強は少しずつ苦行ではなくなります。
やらされる勉強から、自分で進める勉強へ変わっていきます。
マイジャイロが目指しているのは、この流れです。
自分で読み、
自分で考え、
わからないところを先生が助け、
自分で理解し、
小さな「できた」を積み重ねる。
その積み重ねが、やる気を作ります。
そして、やる気が生まれると、勉強は続きます。
成績を上げるためには、大きな成功だけを追いかける必要はありません。
まず、小さな「できた」を大切にすることです。
小さな「できた」が、次の集中を生みます。
小さな「できた」が、次のやる気を作ります。
小さな「できた」が、成績を変える第一歩になります。


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