第5章 保護者の悩みに答えるコラム**(2)中学2年生から成績が変わる理由

成績の上がる仕組み

中学2年生は、成績が下がり始める時期であると同時に、勉強方法を変えれば大きく伸びる時期でもあります。

中学2年生は、成績を変える大きな分岐点です。

中学1年生のうちは、まだ小学校の延長のような感覚で勉強している子もいます。
授業を聞いて、宿題をやって、テスト前に少し勉強すれば、ある程度点数が取れることもあります。

しかし、中学2年生になると、勉強の内容は少しずつ変わります。

数学では、方程式、関数、図形、証明など、考える力が必要な単元が増えていきます。
英語では、文法が複雑になり、単語量も増え、教科書の本文も長くなります。
理科や社会でも、ただ覚えるだけではなく、仕組みや流れを理解する力が必要になります。

つまり、中学2年生からは、ただ授業を聞いているだけでは対応しにくくなるのです。

この時期に成績が下がり始める子は少なくありません。

中学1年生のときは何とかついていけていた。
でも、中学2年生になると、少しずつわからないところが増えてくる。
テスト前に勉強しても、思ったほど点数が取れない。
授業を聞いているのに、問題になると手が止まる。
英語や数学に苦手意識が出てくる。

このような変化が起こりやすいのが、中学2年生です。

しかし、これは悪いことばかりではありません。

中学2年生は、成績を大きく変えるチャンスでもあります。

なぜなら、中学2年生は、まだ受験まで時間があるからです。

中学3年生になってから苦手を直そうとすると、時間が足りなくなります。
中1・中2の復習をしながら、中3の内容を進め、さらに受験対策もしなければなりません。

そのため、中3になってから慌てて勉強方法を変えるのは大変です。

しかし、中学2年生の段階で勉強方法を変えることができれば、まだ十分に間に合います。

中学2年生で大切なのは、ただ勉強時間を増やすことだけではありません。

勉強のやり方を変えることです。

授業を聞くだけの勉強から、教科書を自分で読む勉強へ。
先生に教えてもらうだけの勉強から、自分で理解する勉強へ。
問題を解いて終わる勉強から、間違いを直して深める勉強へ。
テスト前だけの勉強から、日々の理解を積み重ねる勉強へ。

この変化が、中学2年生からの成績を大きく変えます。

中学2年生で成績が伸びる子には、共通点があります。

それは、勉強を受け身で終わらせないことです。

授業を聞いて終わりにしない。
板書を写して終わりにしない。
問題を解いて丸つけして終わりにしない。
間違えたところをそのままにしない。

教科書に戻る。
言葉の意味を確認する。
例題の流れを読む。
なぜそうなるのかを考える。
間違えた理由を見つける。
もう一度自分で解き直す。

このような勉強ができるようになると、成績は変わり始めます。

特に中学2年生では、英語と数学の勉強方法が重要です。

英語は、単語だけを覚えても、文の仕組みがわからなければ読めません。
文法だけを習っても、教科書の本文を自分で読めなければ力になりません。

自分で英文を読み、単語の意味を確認し、文の構造を考え、なぜその意味になるのかを理解することが必要です。

数学も同じです。

公式を覚えるだけではなく、なぜその式になるのかを理解する必要があります。
例題を読み、考え方の流れをつかみ、自分で問題に使えるようにしなければなりません。

中学2年生からは、「覚えればよい勉強」だけでは苦しくなります。

理解する勉強が必要になります。

そして、その理解を深めるために大切なのが、読む勉強です。

教科書を自分で読む。
説明の意味を考える。
例題を読む。
図や表を見る。
わからないところを見つける。
必要なところを先生に質問する。

この力が育つと、子どもは先生がいない時間にも勉強を進められるようになります。

中学2年生でこの力を育てることができれば、中学3年生になったときに大きな差になります。

受験勉強では、先生に教えてもらう時間だけでは足りません。

自分で復習する。
自分で問題を解く。
自分で間違いを直す。
自分で苦手を見つける。
自分で勉強を進める。

この力が必要になります。

中学2年生は、その準備を始める大切な時期です。

マイジャイロでは、中学2年生をとても重要な時期だと考えています。

なぜなら、この時期に勉強方法を変えることで、成績の伸び方が変わるからです。

ただ授業を増やすだけではありません。
ただ問題量を増やすだけでもありません。
ただテスト前だけ頑張らせるのでもありません。

子どもが自分で教科書を読みます。
自分で意味を考えます。
自分でわからないところを見つけます。
どうしてもわからないところを先生が助けます。
そして、もう一度自分で理解し直します。

この流れを繰り返すことで、子どもは少しずつ自分で学べるようになります。

最初は、先生に説明してもらわないと進めなかった子もいます。
教科書を読むのが苦手だった子もいます。
問題を見るとすぐに手が止まってしまう子もいます。

しかし、勉強方法が変わると、少しずつ状態が変わります。

まず自分で読んでみる。
例題を見て考える。
どこがわからないかを言えるようになる。
間違えたところを見直す。
先生の助けを受けたあと、自分で解き直す。

この積み重ねが、成績を変える土台になります。

中学2年生は、まだ間に合う時期です。

しかし、放っておくと差が広がりやすい時期でもあります。

わからないところをそのままにしておくと、中学3年生で苦しくなります。
受け身の勉強のまま進むと、受験勉強で自分から動けなくなります。
なんとなくわかった状態で進むと、応用問題でつまずきます。

だからこそ、中学2年生のうちに勉強方法を変えることが大切です。

成績を変えるのは、特別な才能だけではありません。

勉強のやり方です。

集中して取り組む。
教科書を読む。
意味を考える。
完全に理解する。
間違いを直す。
繰り返して定着させる。
少しずつ自分で進められるようにする。

この流れに入ると、子どもの勉強は変わります。

中学2年生から成績が変わる理由は、ここにあります。

中学2年生は、受験に向けて勉強方法を変えられる最後の大きなチャンスです。

マイジャイロは、この時期に、子どもを「教えてもらう勉強」から「自分で学ぶ勉強」へ導いていきます。